新上五島町で英語イマージョンプログラムを行いました
2024.02.22
2月13日(火)、長崎県新上五島町の町立奈良尾中学校で、英語イマージョンプログラムを実施しました。本学としては4回目、新上五島町での実施は3回目となります。
本事業は、本学?新上五島町?(株)十八親和銀行が2018年に締結した産学官三者包括連携協定に基づき実施しているものです。また、本学が参画する九州西部地域大学?短期大学連合産学官連携プラットフォームの事業としても実施され、当日は鎮西学院大学?長崎総合科学大学の先生方のご協力をいただきました。
過去3回の実施はいずれも小学生年代を対象としていましたが、今回は初めて、中学校の生徒を対象にプログラムを行いました。当日は、奈良尾中学校の1~3年生の生徒15名が参加し、本学を含む大学の教員や本学の日本人学生2名、JASINプログラム留学生(アメリカ)2名とともに「新上五島の魅力」をテーマとした各種のアクティビティを行いました。
(※)イマージョン(immersion)???日本語で「浸すこと」という意味を持ち、「没入法」という教育手法を表す。「英語イマージョンプログラム」は、その名の通りすべての意思疎通を基本的に英語で行うことにより、英語発話への心理的抵抗感を軽減させるとともに、外国語の意思疎通の成功体験を積むことによって自己肯定感と積極性の涵養を図る。
アクティビティは、イマージョンの手法を用い、全ての事前説明、運営は英語で行いました。アイスブレイクでは「Make a line(一列になれ)」、「Make a circle(輪になれ)」などの簡単な指示に従って体を動かす活動、その後は参加者5グループに分け、同町の観光地や特産品に関する英語表現を用いて「サイモンセズ」などのブース別活動を行いました。参加した生徒さんたちは、開始当初はやや緊張した雰囲気でしたが、身体と頭脳をフル活用するアクティビティの連続に徐々に緊張を忘れ、時に大きな歓声を上げるなど和気藹々とした雰囲気のなかで教員や学生と積極的にコミュニケーションを取っていました。
会場となった奈良尾中学校は今年度末を以て閉校する予定であり、今回のイベントは閉校を控えた記念行事の性格も帯びていました。この日の出来事が、生徒さんの心に良い思い出として刻まれることを願ってやみません。
今般ご協力いただきました、新上五島町、同町教育委員会、同町立奈良尾中学校の皆様方をはじめ、関係各位に厚く御礼申し上げます。
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